生まれたばかりの赤ちゃんから、死ぬ間際の老人まで、人間はずーっと人に認められたい生き物なんだと思う。
自分の存在を誰かに認めてもらいたい、自分の価値を分かってもらいたい、これは人間の脳に埋め込まれた本能と理解したほうが良い。
この本能は結構強烈だ。
例えば、マウントしてくる人はそもそも自分に自信が無い→だから人を見下すことでしか自分のことを認められない。
人事の仕事をしているが、会社では自分の評価や人の評価が気になって仕方がない人ばかり。「なんであいつが自分より評価されるのか」とか、「自分は仕事ができる。もっと評価されるべきだ。」と。
兄弟姉妹の間では、常に「お兄ちゃんばっかり、、」「妹ばっかり可愛がって、、」等、絶え間ない。
そこで2つ提案。
①気前よく人の重要感を満たしてあげよう。それは感謝の言葉。
「あなたの仕事はこんなにみんなの役に立ってます。ありがとう」「お手伝いしてくれてありがとう。お母さんはとても助かったわ」ちょっとしたことに感謝を示すことで、相手の認めて欲しい欲求にこたえることができて、人間関係は円滑になる。
②人に認めてもらえなくても一向に構わないほど、自分だけが楽しいと思うことをすること。
これは自己完結型だ。自分が楽しくて楽しくてたまらないことをやっていれば、自分が自分を認めているので、自分のことを認めてくれる他者は不要だ。
人が生きていくには、食べ物が必要なのと同様に、認めてもらうことが必要。
人間の本能を理解しておくこと。
これも、ウェルビーイング!
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