職場でも学校でも、親しくなりたい人もいれば、親しくなりたくない人もいるだろう。
でも、人間関係がスムーズであったほうが、自分も相手も気持ち良いもの。
では、どんな会話をすれば人と親しくなれるんだろうか。
実は、あえて「深い話し」をしたほうが親しくなれるというらしい。(実験)
ノースウェスタン大学・ケロッグ経営大学院の研究者らは、金融機関の幹部50人を集めて、次の実験を行った。
幹部らは、知らない人とペアを組み、次の4つの問いについて会話を10分間行うよう指示された。
4つの質問とは、
①「人前で泣いたときのことを教えてください」
⓶「人生でもっとも感謝していることは?」
③「ペアの相手と友達になるとしたら相手に知っておいてもらいたい大切なことはなにか」
④「占いであなたの真実が何でも分かるとしたら、何を知りたいか?」
ペアで会話に入る前にアンケートをとったところ、幹部らは、このペアワークは、ぎこちないし、つまらないだろうと思っていた。それに自分の答えに、相手は興味がないだろうと思っていた。
ところが、実際に会話を行ったあとアンケートをとったところ、この予想はすべて外れていた。
実際は、自分の答えに、相手は興味をもっていたし、対話を通して、相手とつながりを感じ、幸せを感じていた。みんな、本当は深い会話をしたいのだけど、相手はそんなことに興味がないだろうと思い、深い会話に入れない心理的なバリアがあることが分かった。
今日は、たわいのない話しではなく、ちょっと深い話しもしてみてはどうだろうか?
これも、ウェルビーイング!
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