TVを観てたら、司会者がゲストの女優に対して「●●さんは、女性っぽいのにボーイッシュ」と、誉め言葉のように紹介してた。
最近この手の表現にとても違和感を感じる。(私だけなのかな??)
女性が、人から「男らしい」とか「男っぽい」「男前」などと言われることは、たいてい誉め言葉に思われがちではないだろうか。「男っぽい」とは、さばさばしてて、女性の様なひきずりが無くてさっぱりしてると思われがちな表現なんじゃないか。
しかし、これって全くもっておかしな話しだ。男と女を勝手に決めつけている。
また、よく聞く言葉で「男前女子」
・男前女子は誠実で一途。曲がったことが嫌い
・男前女子は器が大きく、冷静
・男前女子はアクティブでパワフル、
などなど男を持ちあげすぎだし、言い換えると女子は誠実でなく、器が小さく、アクティブでないのか?おかしいでしょ。
「男勝りな女性」と「女々しい男」という表現もある。これもおかしい。
例えば、男が「女の子っぽい男子」「男らしいのにガーリー」「男らしいのに、女っぽい上司」って言われたら、どんな感じだろう?
つまり、こうした「男前女子」のような偏った考え方を是正していくことが、ジェンダーなのではないか。無意識のバイアスはまだまだあると思う。
言葉遣いに気をつけること。
これも、ウェルビーイング!
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