「悪魔の代弁者」と言う言葉がある。これは、多数派に対して、あえて批判や反論をする人のこと。
誤解してはいけないのは、こういう人は性格的にひねくれているとか、天邪鬼という意味ではなく、あえて、そういう難癖をつける役割を果たす人のことだ。
例えば、会社で何かプロジェクトを始めるために議論する時や、何か重要な決定をしなければならない時に、「あえて」批判的な難癖をつける人がいることで、物事を多面的に見ることができたり、思わぬ発見ができる。
だから、難癖をつける「悪魔の代弁者」が組織にいることはとても大事だ。
つまり、健全な社会の実現のためには、「反論の自由」が必要であり、誰もが自由に意見を言えることが大切だ。
自分の心の中にも、もう一人の「悪魔の代弁者」を用意して、独りよがりな考えにならないよう注意することも大事と思う。
これも、ウェルビーイング!
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