スマートリング

スマートリングがいい感じ

私は、新しいテクノロジーを楽しむこともウェルビーイングの一つだと考えている。その代表格がスマートリングである。

スマートリングは、睡眠や心拍数、ストレス、活動量などを24時間計測してくれる。使い始める前は、「睡眠時間が分かる程度だろう」と思っていた。しかし、実際に使ってみると、自分でも気づかなかった体の変化が次々と見えてきた。

最も驚いたのは、お酒と睡眠の関係である。夕食時にビールを飲んだ日は、十分な時間眠ったつもりでも回復度が低く、心拍数も高めに推移していた。一方で、アルコールを飲まなかった日は深い睡眠が増え、翌朝のコンディションも良い。感覚では何となく分かっていたことが、データではっきりと示されたのである。

もう一つの発見は、運動との関係だ。朝に10kmほどランニングした日は疲れているはずなのに、翌日の回復度が高くなることが多かった。適度な運動は体に負担をかけるだけではなく、睡眠の質を高め、結果として回復力を高めていることが分かった。年齢を重ねると「無理は禁物」と考えがちだが、自分に合った運動はむしろ体を元気にしてくれるのである。

さらに面白いのは、「今日は何となく疲れている」という感覚が、睡眠スコアやストレス指数に表れていることである。逆に、「今日は絶好調」と思った日は、数値もそれを裏付けている。自分の感覚とデータを照らし合わせることで、自分の体をより深く理解できるようになった。

私は62歳になった今でも、新しいテクノロジーを積極的に取り入れている。年齢を理由に新しいものを避けるのではなく、楽しみながら使ってみる。その過程で、自分自身を知り、健康を見直し、生活を少しずつ改善していく。それこそが、私にとってのウェルビーイングである。

スマートリングは単なるガジェットではない。自分という「最高の実験台」のデータを毎日蓄積し、より良い人生へのヒントを与えてくれる、小さな研究者なのである。

ちなみに昨夜はアイスクリームを食べて寝た。翌朝の睡眠スコアは思ったほど悪くなかった。しかし安静時心拍数は普段より高く、回復度はやや低下していた。『食べても大丈夫』ではなく、『体は正直だ』ということを改めて実感した。

スマートリング

これも、ウェルビーイング!