しかし、またもや後半ロスタイムに失点して敗れてしまったワールドカップ。
その昔、「ドーハの悲劇」をライブで見ていたときの感情が蘇った。
なぜ日本は、「あと少し」というところで、このような経験を繰り返してしまうのだろう。もう何十年も経っているのに…。もちろん偶然の要素もあるのだろうが、今回のブラジル戦では改めて二つのことを考えさせられた。

① 過剰な自意識を持つことの弊害
「何が何でも勝たなければならない」「このロスタイムを絶対に守り切らなければならない」――。
こうした”勝たなければ”という意識が強くなり過ぎると、人は本来の力を発揮しにくくなる。
このことは以前からブログでも何度か書いてきたが、力めば力むほど、結果は思うようにならないことが多い。
もちろん高い集中力は必要だ。しかし、それと肩に力が入ることは別だ。「普段どおりやれば大丈夫」「落ち着いて、落ち着いて」と自分たちを信じてプレーできていたら、結果は違っていたのではないかと思う。
② 「終わり良ければ全て良し」は本当に大切
「終わり良ければ全て良し」という言葉がある。
ロスタイムの最後の最後に失点して敗れることは、試合内容以上に心理的ダメージが大きい。
仮に前半から2対1で負け、そのまま試合が終わっていたとしても、受ける印象や心へのダメージは違っていたのではないだろうか。
最後をどう締めくくるか。それが人の記憶にも、その後の気持ちにも大きな影響を与える。
これはスポーツだけではなく、仕事や人生にも通じることなのかもしれない。
もちろんブラジルは世界屈指の強豪であり、技術や経験にも学ぶべき点は多い。
それでも勝敗を分ける場面では、技術だけでなく、その場の空気やメンタルが大きく影響することも少なくないように感じた。
だからこそ、①で書いた「心の使い方」は、もっと研究してもよいのではないかと思う。心理学やメンタルトレーニングを積極的に取り入れることも、一つの方法かもしれない。
改めて、心の大切さを痛感したブラジル戦だった。
もっと「心」を研究しよう。
これも、ウェルビーイング!



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