好き嫌い人事

人事の仕事をしていると、社員から「好き嫌い人事がまかり通ている」とか「公平に評価される仕組みがない」など、会社が社員から批判を受けることがあった。

しかし、最近私は考えが変わった。

「好き嫌い人事でいいじゃん」と。

なぜなら、人事を決めるのは「人間」だから。(AIが人事を決めるようになったら、また話しが違うかもしれない)

会社で自分が好きな部下は、「仕事ができる」「協調性があって組織をリードできる」「貢献できる」人だろう。

大統領だって、首相だって、トヨタや他の大企業だって、社長は「自分が嫌いな人は評価しない」はず。

信長だって、秀吉が仕事ができて、気が利いているから重臣に東洋したのだろう。

仕事ができるけれど、気が利かず、協調性がなく、組織に悪影響を与える部下を上司は好きになるだろうか?

また、仕事は全然できないけれど、愛想が良く、自分にゴマする人を好きになるだろうか?(多少は好きになるかもだけど、大事な仕事は任せないだろう)

結婚も同じではないか。

とてもスペックが高く、見た目も年収も良いけれど、感じが悪くて、その人のことを好きという感情がなければ結婚しないだろう。

人間の脳の奥深くには、原始脳というのがあって、理屈ではない判断をするらしい。

※「原始脳」とは、主に脳の深部にある、生命維持や本能的な感情を司る部位の通称であり、好き嫌いといった感情や直感的な判断は、この部分で瞬時に行われている。

なので、人事を行うのはこうした原始脳を持つ人間だから、好き嫌いは大前提としてあるし、そもそも仕事ができなくて、組織になじめないひとを上司は好きにはならないだろう。

自分が属する組織で評価されるためには、まず「仕事が人よりも出来て」「上司に気に入られる」ことが大事。これ真実だと思う。

人の世の中に住んでいるので、そのことを理解して生きていこう。

これも、ウェルビーイング!