感謝についての考え方。
やはり仏教はシンプルで分かりやすい。
仏教は何事も理性で判断する。
確かに大自然に感謝とは、大地の恵みに感謝とか、文学的な表現としては成り立つけれど、意味の範囲が広すぎる。もう少し「感謝」という意味を具体的かつ冷静に判断したほうが良い。
では、感謝とは何か。
それは、自分の人生の方向性・道を善い方へ変えてくれた人に対する気持ちと理解すれば良いと言っている。
なので、産んで育てた両親は、必ず感謝する対象になるし、親には根本的に恩がある。
また指導してくれた、教師や先生という師匠たちも恩人になる。スポーツをしている人にとっては、指導者はコーチである。厳しく指導をされ、訓練を頑張って、ある程度の成長や成果が出たら、「コーチ、ありがとうございます」と感謝した方が良い。

それから、自分が落ち込んだときに声をかけ励ましてくれたとか、話を聞いてくれた人とか、失敗しないようアドバイスをくれたとか、危険性を教えてくれた人とか、そのように理性を使って感謝する対象を考えてみるとよい。
感謝をこのように定義すると、私も多くの人々に助けられてきたと改めて実感する。
「自分の人生の方向性や道を善い方向へ変えてくれた人」は誰か?を思い出し感謝してみてはどうか。
これも、ウェルビーイング!


