ツァイガルニク効果とは、達成できた事柄よりも、達成できなかった事柄や中断している事柄の方をよく覚えている現象のこと。
これは、人間が何らかの欲求が未完了の場合は緊張感が持続しやすく、それが達成されることで緊張感が解消するという仮説に基づいた心理学実験で実証されたもの。
例えば、テレビのクイズ番組では、正解を出す前にCMを挟むことで視聴者の興味を引きつけます。これは、「途中で終わると気持ち悪い」という人間の心理を逆手に取ったものらしい。
ツァイガルニク効果の由来
ツァイガルニク効果は、1920年代、旧ソビエト連邦(現ロシア)の女性心理学者であるブルーマ・ツァイガルニク(Bluma Zeigarnik)によって発見されました。彼女は、ウィーンのカフェでウェイターが客の未払いの注文を正確に覚えていながら、支払済みの注文はすぐに忘れてしまうことに気づいた。
この発見が起因となり、実験を行い、「目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」という事実を見出しました。この効果は彼女の名前を取ってツァイガルニク効果と呼ばれている。

なので、やった後悔よりも、やらなかった後悔のほうが引きずるし、心にダメージを受けると思う。
まずは、やってみよう!
これも、ウェルビーイング!