修身二十則(しゅうしんにじっそく)とは、幕末から明治にかけて活躍した武士・山岡鉄舟が15歳の時に自らに課した20の心得らしい。これらは人としての基本的な道徳や生き方を示したもので、鉄舟は生涯これを守り続けたそうだ。

主な内容(要約)
- 嘘をつかない
- 君主・父母・師・人の恩を忘れない
- 神仏や目上の人を粗末にしない
- 幼い者を侮らない
- 自分にできないことを他人に求めない
- 怒りを道としない
- 他人の不幸を喜ばない
- 善行を尽くす
- 自分だけの善を誇らない
- 食事のたびに農業の苦労を思い、物を粗末にしない
- 外見を飾ることを慎む
- 礼儀を乱さない
- すべての人に客人のように接する
- 知らないことは誰からでも学ぶ
- 名誉や利益のために学問や技芸をしない
- 人には得手不得手があるので、誰かを一方的に見下したり笑ったりしない
- 善行を誇らず、恥じない心を持つ
一見平凡そうな内容と思えるかも知れないが、鉄舟はこれを実践し続けたことが立派だと思う。

最近のハラスメント研修やら何やら学ぶより、このことをしっかり心に刻んで生きれば、組織も良くなると思う。偉人に学ぶことは大事だと思う。立派な日本人の一人だ。
これも、ウェルビーイング!