『絶対いつかは取れると思っていた。』
米国育ちの日本人チェロ奏者エル・マツモトさんが、グラミー賞を受賞した。
私は彼女のことを知らないが、彼女の受賞後の発言に注目した。それが冒頭の
「絶対いつかは取れると思っていた」という言葉。

この言葉の裏には、取れることが前提になっている。「いつかとりたいなぁ」という願望だけだと、心の底では取れるとは思っていないので、取ることはできない。
もっと、簡単な例えで言うと、腕を上げるという動作を考えた時に、「腕を上げたいなぁ」と願うだけでは腕は上がらない。しかし、「腕を上げる」と意図すれば腕は上がる。
当たり前のようだけど、こと願い事になると「●●できたらいいなぁ」で思考がストップしがちではないか。
何かを願うのであれば、心の中でさも当然のように「●●する」と明確に意図することだけが現象化することだ。このカラクリを知っているかどうかが人生大きな分かれ目だと思う。
エル・マツモトさんの言葉から、改めてそう思った。
良き人生を送る、と意図する。
これも、ウェルビーイング!