中居くんの報道に象徴されるけど、この手の話題は人の世の中で枚挙にいとまがない。
「好事魔多し(こうじまおおし)」とは、良いことがある時には、それを邪魔するような出来事や困難が起こりやすいという意味のことわざ。
自分のことを振り返っても、そんな気がする。
しかし、60歳を超えて人生経験を積んでくると、そのカラクリが解像度高く見えてくるから面白い。
やはり、人は年を取って経験を積むと幸せになるんだなと思う。
そのカラクリとは何か?

一言で言うと『感情の浮き沈み』が原因ということ。
つまり、生きてれば常に「良い」と思うことや、「悪い」と思うことがあるけれど、そのどちらも喜ぶでもなく、悲しむでもなく淡々と眺めることができれば、そもそも人生の浮き沈みは生じないだろう。
売れっ子になって、周りからチヤホヤされ、出世して、舞い上がって、などなど。感情が昂るのが良くない。
また、病気になって、リストラされて、落ち込み、どよんとする。これもよくない。
好事魔多しとは、順調に進んでいる時ほど、思わぬ邪魔やトラブルに注意しなければならないという教訓。
『得意淡然 失意泰然』
『人間万事塞翁が馬』
こうした人がいい。
これも、ウェルビーイング!