人間の心の仕組みだけれど、当たり前だけれど、改めてこう説明されると面白い。
それが、十二処(じゅうにしょ)という仏教の説明。6主観+6客観=12

六つの感覚器官(主観)
- 眼(げん):視覚
- 耳(に):聴覚
- 鼻(び):嗅覚
- 舌(ぜつ):味覚
- 身(しん):触覚
- 意(い):知覚
六つの感覚対象(客観)
- 色(しき):視覚の対象
- 声(しょう):聴覚の対象
- 香(こう):嗅覚の対象
- 味(み):味覚の対象
- 触(そく):触覚の対象
- 法(ほう):意識の対象
六つの客観が、六つの主観に接触することで、心とその働きが生じ、人間の認識が生まれるということ。

「何か見てるなぁ、何か聞こえるなぁ、何か何か匂うなぁ、何か味がするなぁ、何か触れてるぁ、何か思ってるなぁ、、」と、好きとか嫌いとかという感情が入る直前に観察することができると、心の激情に振り回されなくなるはず。
このことを十二処という。
このブログでは人間を知ろうといつも書いてるけれど、こうしたことも知っておくと楽しい。
これも、ウェルビーイング!
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