最近知った高杉晋作の言葉。
この意味は、負けて退いていく人を弱いと思ってはいけない。それは相手に優れた知恵があるからこそ、無謀な戦いを避けたのかもしれないということ。
高杉晋作は長州藩の武士として生まれ、松下村塾で吉田松陰に学び、1862年に上海へ渡航し、欧米列強による清の植民地化の実情を目の当たりにし、日本の危機を強く意識した。そして帰国後、尊王攘夷運動の急先鋒となり、奇兵隊を組織して藩の改革を進めた。1864年には下関戦争で4カ国連合艦隊と戦い、和議交渉にも携わった。こうした経験から藩内の権力闘争や幕府との対立など、様々な困難に直面しながらも、状況を見極めて行動した人。

これだけの人なのに、亡くなったのは27歳というのが驚き。
この言葉は、単に戦いを避けることを勧めているのではなく、状況を的確に判断し、時には退くことも含めて賢明な判断ができる人の強さを表現している。
生きていくことは大変だけど、賢明な判断をして生きて行こう。
これも、ウェルビーイング!
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