1980年代に若者だったバブル世代は、今や還暦前後を超えた高齢者になっている。
この世代は、男女問わず年を取っても外見を「若く見られたい」と、皺を隠し、白髪を隠し、崩れた身体を隠し、というアンチエイジングにせっせと努力する人が多い。
最近の化粧品のCMモデルは、おじいさん・おばあさんが多いのではないか?「何歳に見えますか? エーっ!」みたいな。
この傾向はうんざりするし、痛々しい。なぜなら、年を取ることは自然なことだし、年齢を重ねてかっこいいと思うし、どんなに頑張ってもいずれは死ぬのだから。

もし人生を楽しむのならば、逆の発想で敢えて「老けづくり」をしてはどうか。敢えて杖を持ち、白髪を伸ばしたりと。そして「何歳に見えますか? エーっ!」みたいな。
「見た目より若いですねぇー!」というのも面白そうではないか。
1980年代に若者だったのだから、まさにロック世代だ。だったら、ロック世代らしくいこうではないか!
ロックと言えばアウトロー。新たな老人像を作ってみても面白い。若づくりではなく老けづくり。まさに、アウトローならぬアウト老!
人生楽しもう。
これも、ウェルビーイング!
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