これまでの人生を振り返ってみると、年齢や立場により「これが普通」という感覚が、時々であると思う。
小学生の時は、自分がまだ子どもであるという自覚があり、それが普通なので中学生や高校生のお兄さんやお姉さんがずっと大人に見えた。
中学生の時は、大学受験する高校生がずいぶん大人に見えたし、高校球児がとてもお兄さんに見えた。
高校生の時は、高校球児が同い年であることに感動したし、自分がその年齢になったんだと思った。
また、会社で新人の頃は課長や部長がとても遠い存在に見えた。ましてや社長なんで雲の上の上。
ところが、今この年齢になると、社長は一緒に仕事してた同級生であったり、部長は年下で可愛くも見えるから不思議だ。
今だったら、70歳や80歳なんて想像もできないお爺さんに見えるが、これもあと少ししたら「これが普通」という感覚になるのだろう。
そのうち「そろそろお迎えが~」という感覚になって死んでいくのだろう。
こんなことを考えると、とても面白いと思った。
実際の実年齢や立場に関係なく、頭の中で想像することは自由自在だ。なので、時にはタイムトリップで様々な時代や様々な立場になって「これも普通」という感覚で世の中を見てみると、ぐっと視野が広がるだろう。
「もし、自分がトランプ大統領だったら」
トランプ大統領は自分が大統領であることが自然で当たり前で普通のことだと思ているはずだ。
人は何にでもなれる。そう思えば人生豊かになると思う。
「これが普通」と思う感覚。何が自分にとって普通なのかを、自分で決めれば良い。
これも、ウェルビーイング!
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