いいこと書いてあった。ハーバードの先生が書いた「究極の思考法」
この本は脳の使い方が書いてあり、ともすれば何かを成し遂げようとすると「集中」が大事と思いがちだが、実際は「集中」だけではだめで「非集中」も集中と同様に必要ということが書いてある。
よくノーベル賞を獲った人が「お風呂の中でひらめいた」とか「散歩中に思いついた」とか、音楽家が「寝てる間にメロディーが湧いてきた」とか言うが、まさにそのことを科学的に研究したもの。
但し、ただ単にぼーっとするのではなく、意識的に例えば時間を区切ってぼーっとするとか、机から離れて散歩するとか、興味の赴くままに(心の声に従って)好きなことをやってみるとか、そんなことが書いてある。
私は電車に乗る時は、最近スマホを見ないで、音楽も聴かないで、ノイズキャンセリングのイヤホンをしながら呼吸に意識を傾けている。
そうすると、泥で濁ったコップの中の水が次第に泥が沈殿して水が透き通っていくような感覚になる。
ただでさえ情報が溢れたうるさい世の中で、何もしない時間を意識して作ることは、これからの時代を生きる我々にますます必要なんだと思う。
「非集中」
これも、ウェルビーイング!
コメント