心の成長には3回の反抗期が不可欠

これは泉谷閑示先生の言葉。

「今の若い世代は、反抗期がない人が多い。しかもそれを、親も本人も良いことだと勘違いしている。人間の成長には3回の反抗期が必要です。1回目は2〜3歳のイヤイヤ期、2回目は思春期、3回目は社会に出て一人前になった後に社会規範や道徳に疑問をもつ第3の反抗期。これら3回の反抗期を経ることによってのみ、人間は真の成熟を遂げられるのです。」

「ニーチェは著書『ツァラトゥストラはかく語りき』で、「三様の変化」ということを述べています。「三様の変化」とは、人の成熟過程を「精神が駱駝(らくだ)から獅子に変身して竜を倒す。さらに、その獅子は小児に変身する」という喩えで説明したもの。従順で勤勉な駱駝とは「一人前の社会人」に相当する姿のことですが、それがある時、自分を支配している価値観や常識への疑問を抱くようになり、真の自我に目覚め獅子へと変身する。そして、自分を支配していた価値観の象徴である竜を倒す。これが第3の反抗期です。

次に、獅子は自我へのこだわりすら超越し、新しい価値を遊ぶように創造する小児になる。よくクリエイターが、「子供のような心を大切にしている」と言いますよね。あれは精神がきちんと成熟し、自分のフィールドを確立した後、その先の無我の境地に達することができたから言える言葉。精神が未熟なままで自分で何も決められないのは、ただの子供です。」

大人しい子供や大人しい社会人は、心が成長してないのだろう。

親離れ、子離れすることが大事。

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

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