このことを「自己効力感(英語でself-efficacy)」という。
この感覚は、子どもから大人、シニアまで人間にとってとても大事な感覚だと改めて思う。
自分の人生を振り返っても、何となくそんな気がする。あれも、これも。
自己肯定感との違いは下記図の通りだが、自分が何歳であっても「自己効力感」があれば人生いろんなことにチャレンジできるのではないか。
なので、子育ても部下育ても自分育ても、この「やったことないけど、できる気がする」感覚を持つことが大事。
では、どうすればこうした感覚を持つことができるのか。ちゃんとその方法もある。
それは、下記の通り。
①やり遂げた経験があること
➡例えば昔あれだけ勉強して合格した経験がある、あれだけ部活頑張って乗り越えた経験がある、あれだけ経済的に苦しかったけど働いて何とか乗り越えたとか、主観的な成功体験があること
②代理経験
➡これは、あの人も昔は大変だったのに今はこんな頑張っている、とかあの人も昔は自分と同じで苦労してたんだなとか、自分以外の他者を見て成功体験を感じること
③言語的説得
➡これは、自分では気づかないような能力を他者から言われて気づくこと、例えば「●●さんは説明がとても上手ですね」とか「●●さんは、いつも明るくてチームの雰囲気が良くなりますよ」とか。
④情動喚起、これは「高揚感」があること。ワクワクドキドキみたいな。
人材育成は過去の経験や勘や個人のセンスでやるものではなく、きちんとした理論に基づいてやったほうが良い。
エビデンスに基づいて行えば、標準化できるし、多くの人が幸せになれるだろう。
これも、ウェルビーイング!
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