普段の日常生活でも会社でも、様々な感情が湧く。
お釈迦様は悟りに至る方法としてヴィパッサナー瞑想を教えている。詳しい説明は省くが、要するに感情が湧いてきたら、その感情を客観的に観察すること。
ある出来事が生じる(例:人にバカと言われた)➡感情が湧く(例:ムカツク、腹が立つ)➡反応する(例:この野郎!と声を荒げて怒る)
ともすれば人は感情が湧いた瞬間に無意識で反応してしまいがち。
しかし、感情が湧いた瞬間に、もう1人の自分(天井にいる自分)が、「あー、いまムカついてるし、腹が立ってるんだ、へぇ~」と感情を天井から観察すれば、一瞬心に隙間(空間)ができる。
そこで、どう反応すれば良いか自分で決めればよい。
なので、先の例でいえば、相手からバカと言われたあとに、しばらくして「なんかさっき、バカと言われて怒ってたみたいだよ」とまるで他人事のように冷静に相手に伝えたら、伝える時には感情にまみれていないし、ただ淡々と事実だけを伝えることができる。
この自分のことを他人事のように言えることが大事なことなんだと思う。
これは、意識してトレーニングすればできる。
これも心を育てる方法の一つだ。
これも、ウェルビーイング!
コメント