ハーバード大学の社会心理学者ダニエルギルバートの実験から。なるほどと思う。
(実験)
数百人の被験者にポスターを選んでもらう実験を行った。いくつかのアートの中から好きなポスターを選んで持ち帰ってもらう。参加者は2つのグループに分けられた。
Aグループには「一か月以内に他のポスターと交換可能である」と伝えた。
Bグループには「これが最終決定であり、一度選んだポスターは決して交換できない」と伝えた。
その後の両者の満足度を調べたところ、Bグループのほうがはるかにポスターを気に入っていることが分かったそうだ。もっといい選択ができるかも知れないと思ったAグループよりも、これしかないと選択したBグループのほうが自分の選択に満足できたということ。
人生では様々な選択がある。進学、結婚、入社、定年後、等々。
可能性がいろいろあると漠然と思うよりも、「これだ!」と決めてまっすぐ進んだほうが振り返ってみて満足度は高いということ。
これは、人生の時間は有限だからだと思う。永遠に生きていれば、いろんなことができるかも知れないが、実際は命の時間は有限で短い。なので、その短い時間で満足するのは、決断したほうが良いということだと思う。
これも、ウェルビーイング!
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