ワークライフバランス?

これも良く耳にする言葉。

仕事とプライベートのバランスをとって調和しましょうという考え方。

ただ、ワーク(仕事)とライフ(プライベートな家族や趣味など)を厳密に分けることが本当に大事なのかという疑問もある。

何故かと言うと、ワーク=仕事=悪で苦しいもの、みたいな見方があるからこそ、悪から逃れて自分の時間を大切にしましょうという裏のメッセージが透けて見えるから。

もちろん、世の中にはブラックで大変な仕事もあるかもしれないが、一日の大半を仕事で過ごすのであれば、仕事自体が楽しくやりがいのあるものであってしかるべきだし、もし仕事をやってて充実感を感じているのであれば、無理やり仕事と個人を分ける必要があるのだろうかという観点から、この言葉に違和感を感じる。

(幸せな仕事生活)
・仕事にやりがいや充実感を感じている➡家族や趣味も大事だ➡だったら、その2つを無理やり分けなくても良い➡会社を離れていても仕事のアイデアや仕事のことを考えても良い➡会社にいても家族や趣味のことを考えても良い。

ワークライフバランスは、仕事とプライベートにそれぞれ特定の(平等な)時間を捻出すべきだということ、そしてこの2つはほぼ、あるいは全く交差すべきでなく、交差している場合は非生産的あるいは不健全であるという考え方を示唆している。ワークライフブレンドはそうではなく、特定の時間やエネルギー、焦点を仕事かプライベートの一方にだけ必ず向ける必要はなく、2つを健全に、そして安定して組み合わせることで最終的に充実感を得られることを示している。

境界線はもう少し曖昧、あるいは混じり合っているが、最終的にはたいてい平等になる。仕事で1時間余計に過ごす日があれば、次の日の勤務時間は短いかもしれない。また、子どもを学校に迎えに行くため職場を早めに出る代わりに、緊急の要請があれば対応できる状態にしているかもしれない。

現代の24時間365日「常にオン」の社会では、より厳しいワークライフバランスや職場から完全に離れることが改めて求められている。ワークライフブレンドは、妥協や犠牲、どちらかを選ぶことなどなしに仕事からもプライベートからも離れる方法を探すことを指している。

つまり、人は「ワーク・ライフ・バランス」を無理に目指すのではなく、「ワーク・ライフ・ブレンド」の状態を目指すべきなのではないか。

これも、ウェルビーイング!

昭和~令和までサラリーマンやってます。心がフッと軽くなる考え方や、元気に生きて行こうという気持ちになるブログを目指してます。誰かのために、もっとWell Being(幸福)な世の中のために!

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