私が入社した時はメールは無かった。
ただ電話とfaxでのやりとりが中心で、もちろん携帯電話なんて無かった。そんな社会人スタートをしてから早や40年近くなり、今やメールや携帯の無い会社生活は考えられない。
さらにこれから40年後にはどうなっているやら。全く予想もつかない。
メールは凶器と書いたのは、確かにメールでのコミュニケーションができるようになって、時間や場所を選ばずに相手とのコミュニケーションができるようになって便利になった。当たり前だけど。
ただここで最も重要なことは、あくまでもメールはコミュニケーションを便利にするための手段であって、コミュニケーションを破壊するものであってはならないということ。
メールの無い時代には、例えば会社を一歩出れば仕事を離れて自分の時間を持てた。しかし、今は24時間メールと離れることができない。
こうした状況で多くの社員(働く人たち)はストレスを抱えているのではないか。
<最悪のケース>
(上司)夜中や土日にお構いなしに部下へメール「この資料どうなった?」「ここはどういう意味?」
(部下)「あー、またこんな時間にメールかよ。メール見たら気になてリラックスできないよ」
さて、こんなことが24時間365日続いたら一体どうなるだろう?

メールはコミュニケーションを便利にするけれど、上司という立場で一方的に夜中や土日お構いなしにメールを送ることは、相手の心をグサグサ傷つけていることに他ならない。
こんな無神経でアホな上司がいたら職場は疲弊し、ますますダメになっていく。
メールは凶器になりうることを肝に銘じよう。
人間はリラックスする時間があるからこそ、良い仕事ができる。
良いコミュニケーションを意識したい。
これも、ウェルビーイング!
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