昨日、家具屋でダイニングテーブルを見に行った。テーブルに使われている木材の材質や販売店とメーカーとの関係について質問したのだが、なかなか的確な答えが返ってこない。
専門用語での説明やら、話のストーリーが行ったり来たりで、こちらが恐らくこういうことだろうと推測して理解した状況だった。
店員はその道20年のベテランらしく、自信を持っていたのだろうが、素人に対する説明としてはいささか不十分だった。
こうしたことは、会社でも学校でも様々な場面で見られるケースだと思う。
一方、説明が上手な人もいる。では、説明の上手な人と下手な人との違いは何か考えてみた。
それは、相手の立場に立って、相手が見てる風景と同じ目線で説明するかどうかの違いだと思う。
人に伝わる説明の仕方
- 例え話で伝えること。
- 同じ内容を説明するにしても、相手が小学生の場合の伝え方と大学生への伝え方は当然異なる。何故ならこれまでの経験値が異なるから。であれば、小学生には小学生にわかるような説明の仕方で説明しないと伝わらない。
- その昔、イエスキリストや仏陀も自分の教えを人々に伝えるのに、例え話を多く使っており、「待機説法」と言われている。(待機説法とは、相手に合わせて説明の仕方を変える伝え方のこと)
- 例え話を効果的に使うには、物事をしっかり理解していないと難しく、こうした説明ができる人が本当に説明上手な人だと思う。
説明上手はコミュニケーション上手、このことがお互いの幸せにつながる。ウェルビーイング。
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