アランは『幸福論』の中で、「私は義務の第一位に上機嫌をもってくるにちがいない」、「不機嫌というものは、結果でもあるが、それに劣らず原因でもある」と述べている。不機嫌は不機嫌を誘発し、全体を不機嫌にしてしまう。
不機嫌な態度をとってしまうのは、自らの不快な感情をそのまま表に出してしまうからで、幼稚だ。
幼い子どもであれば、面白くない時には面白くないという感情をそのまま出し、イライラした時にはそのイライラをそのまま表情に表わす。
しかし、大人が職場においてそれをやっているようでは、まともな社会人とはいえまい。上司の立場であれば、自分が上機嫌であるかどうかをマネジメントすべき。
部下は自分が思う以上に上司の顔色を窺っているもの。
これを意識している上司がどれだけいるだろうか。
良い職場づくりのために。
これも、ウェルビーイング!
コメント