新しい年になったので、これまで慣れ親しんできた生き方や自分の癖を見直すきっかけにしてはどうだろうか。
そんなことをつらつら考えた時に、今年はもっと「自分軸」で生きていこうと思った。
例えば、
・今日のランチは蕎麦が食べたいと思ってたら、友人から「カレー」食べに行こうよと言われた。
・仕事を休もうと思ってた日に、上司から仕事を頼まれた。
こんな時、心優しい(?)人は自分の本心を抑えて、相手の要求に応えようとするのではないかな。
断ったら相手を傷つけるてしまうのではないか?という罪悪感を持ちたくないから、ついつい断れないとか。
こうした心優しい人は、周りから「いい人ね」と言われ、自分でも「いい人」でいなきゃというプレッシャーを与えて生きていて、自分の本音を押さえつけているので、いつかどこかで心が病んで身体に不調をきたしてしまう。
自分の意思を相手にきちんと伝えることは、相手に失礼なことではないし、もっと大事にしたほうがいい。以前このブログで紹介したアサーションという考え方を知ることも大事。
精神科医の泉谷閑示さんの名著「普通がいいという病」に書いてあったイラストが分かりやすい。
自分軸とは、「心」と「頭」が一致している状態のこと。
「心」は、本当は蕎麦が食べたいと思う。
「頭」は、でも断ったら相手に悪いし、嫌われたくないしと計算する。
➡このケースでは、「心」と「頭」が統一してない。つまり自分軸ではない。「心」と「頭」にフタが閉まっている状態。
そして、図の通り、「心」と「身体」はつながっているから、「心」が不調になると「身体」も不調になる。
だから、自分軸であることはとても大切なこと!
些細なことでも、自分の心をごまかさずに、心の声をしっかり聴いて、「自分軸」をしっかり持ちたいもの。
これも、ウェルビーイング!
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