最近の若者は(こういう言い方はオッサンぽくて嫌だけど、オッサンだけど置いといて)、「出会いは日常、求婚(プロポーズ)は非日常で」という傾向が強いらしい。
昔は、胸ときめく大恋愛を経て結婚という言い方をしたが、最近は出会いに一喜一憂して相手に合わせるようなドキドキする恋愛は不要、だけど結婚はしたいという人が増えているそうだ。
例えば、シェアハウスで暮らす独身男女が、普段の日常生活を過ごす中で、自然体での相手を見つめて「この人となら一緒に暮らせそう」と思って結婚にいたるケースが多いそう。例えばグローバルエージェンツという会社が運営するシェアハウス入居者の約2割が相手を見つけるという。
そこで、「恋愛→プロポーズ→結婚」というプロセスの中で、最近存在感を増しているのがプロポーズであり、披露宴よりも重くとらえているらしい。
全国で結婚式場を運営するアニヴェルセル(東京・港)は、2015年から社内資格「プロポーズプランナー」を設け、資格所持者を各式場に配置している。東京・表参道のアニヴェルセル表参道のプロポーズプランナー、西村芙美香さんは「男性が思う以上に、プロポーズに対する女性の期待値が高くなっている」そう。

そこまでプロポーズを重視する理由は、プロポーズは単なる愛の告白にとどまらず、同志として長い年月をともに歩いてほしいという“思い”の表明であり、その承認であること。また、2人が家族に近づく大きな一歩という思いもあるからだ。
ここまで読むと、時代は変わったなとか、最近の若者は違うなとか思うかも知れない。
しかし、男女平等とかジェンダーとか声高に言われる最近において、プロポーズする側は男女平等になっているかというとそうではない。男女双方から「プロポーズは男性がするもの」という意見が大半らしい。
本当に「プロポーズは男性がするもの」なんだろうか?プロポーズは男性でも女性でもどちらからでもいいんじゃないかな。この点もこれから変わっていくのかも知れない。
いろんな幸せの形があっていい。
これも、ウェルビーイング!
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