時々漢字が書けないことはないだろうか。私はある。。
キーボードばかり使って文字を書いているので、いざ漢字を書く時に微妙なところで「あれ、こーだったかなー?」と思うことがある。
リモート会議が多いので、ホワイトボードの手書きでプレゼンする機会は減ったが、これからコロナも落ち着いて、会議やプレゼンする機会が増えてくる人も多いはずだ。
今からでも遅くないので、手書きの習慣を取り戻したほうがいい。
手書きは脳にいい
脳神経内科・認知症の専門医である長谷川嘉哉(はせがわ・よしや)先生は、「高度な脳の働きを維持するために、意識的に手書きの機会を増やすべき」といいます。
何かを書こうと思えば、書くべきことを脳の海馬という記憶を司る部分から引っ張り出す必要があります。そして、引っ張り出した記憶を脳の前頭葉という部分で統合して文章を考える。そして、日本語の場合なら、漢字とひらがな、カタカナの使い分けを考える必要もある。漢字とひらがな、カタカナそれぞれを使うにあたって、じつは使う脳の部分が異なるのも大きなポイント。それだけ脳の広い範囲を使うことになるからです。
ボールペンで書こうか、筆で書こうか」などと考えて筆記用具を選びますよね。そして、「紙全体に大きく書こうか、太く書こうか、紙の端に小さくかわいらしく書こうか」というように、絶えず考えながら書く。もちろん、指を使うにも、キーボードを叩くより、手書きのほうが、より細かい作業が求められます。
普段の生活の中で手書きの機会を増やすのは、記憶という観点からもメリットがあります。というのも、人間は自分で思っている以上に「ビジュアル」で物事を覚えていることが多いからです。
メモにしても、「あのことは、メモ帳の右上のほうにこんな色のペンでこんな感じの書き方でメモしていたな」というふうに覚えていることもあるでしょう。
脳の健康のためにも、ブログをパソコンで書いてちゃダメかも、、、
子どもの頃は、同じ漢字を何度も何度もノートに書いて覚えたもの。今からでも手書き習慣を増やして、脳を活性化してはどうか。
手を動かして、文字を書くこと。
これも、ウェルビーイング!
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