日経新聞にこんな記事があった。やはり幸せには「緩やかなつながり」が必要なんだと思う。
でも、ただ一緒に暮らせば幸せかというと、そうでもない。「適度な距離感」も大事。
今後一人暮らしは?(女性4人に1人、男性5人に1人)
2015年時点で65歳以上の単身世帯は女性が約400万人、男性が約192万人に上る。
高齢化や核家族化によりその数は今後も増え、40年には女性約540万人、男性約356万人に増えると推計されている。女性は4人に1人、男性も5人に1人が独居生活。。

シニアのシェアハウス
「気の合うルームメイトと一緒にいきいきと働きながら暮らしませんか」
今春、東京都江戸川区に1軒のシェアハウスが誕生した。物件名は「フローラ西一之江」。宣伝文句を読む限り、最近若者に定着したシェアハウス……かと思いきや、入居者の顔ぶれがちょっと独特だ。現在の住人3人は60~70代の女性。希望者に求人を紹介する仕組みも備え、全国初の「仕事付き高齢者住宅」をうたう。
区の空き家対策事業を活用し、6LDKの2階建て住宅をリフォームした。2階の4室をそれぞれ入居者の部屋に充て、リビングや台所、風呂などは共用だ。具体的な年齢条件は設けていないが、働きながら自活する60~70代の女性を想定しているという。
なぜシェアハウスを選んだのか。
71歳の女性は「一人暮らしのときは寂しさに堪えられず、就寝中もテレビを付けっぱなしだった」という。74歳の女性は「ここなら孤独死の心配もない」。
昼間は別々のパート先へ。夕食後は居間でおしゃべりに花を咲かせ、休日はお互い自由に過ごす。
「つかず離れず」の距離感が心地よいそうだ。
シニアと若者のシェアハウス(次世代下宿)
京都府は、同居を希望する高齢者世帯と大学生らを仲介する事業を16年から始めた。
「次世代下宿」と銘打ち、高齢者宅の空き室を学生に提供してもらう。延べ43組がマッチングした。利用した高齢者からは「生活の張り合いができた」といった感想が寄せられているという。
東京都健康長寿医療センター研究所の藤原佳典研究部長は「他の人との交流は心身の機能維持につながる。様々なタイプの住まい方ができた方がいい」と話す。
ウェルビーイングとは
ウェルビーイングとは、3つの面で良い状態であること。
① 心が良好な状態
⓶ 身体が良好な状態
③ 社会的に良好な状態(人とのつながり)
今後、ますます高齢化が進むだろうから、こうしたことを意識することも大事だと思う。
これも、ウェルビーイング!
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